60代のトランスジェンダー

60歳を過ぎてからジェンダークリニックの門を叩いたMtFのお話

衆議院議員総選挙

今日は衆議院議員総選挙の投開票日。

私も仕事の前に投票所に寄って投票を済ませました。

2年前に投票所の「男女ボタン」ですったもんだありまして(経緯は、2019-02-04, 2019-02-28, 2019-03-05, 2019-04-07, 2019-04-16, 2019-04-21 の記事を参照)、「男」「女」の文字を白いテープで隠すということになり、最終的にはスイッチ自体を来場者から見えないように隠す、という事で落ち着きました。

ボタンを白いテープで隠されたスイッチは朝日新聞にも取り上げられて記事にもなりました。

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しかし今年はスイッチそのものがありませんでした。
係の人に「今年は男女のスイッチはないんですね?」と話しかけたら、その人は過去にそんなスイッチがあった事すら知りませんでした。
少しずつではありますが、世の中、住みやすくなってきているような気がしました(^^)

さて、今年の総選挙、今までとちょっと違うと感じています。

  1. コロナ禍で自分の生活が政治家と関係あるんだ、と分かった人が多い
  2. 同性婚や選択的夫婦別姓制度、性的少数者への差別を禁止する法律など、ジェンダーに関する政策の違いが話題になった
  3. 政党との相性を診断するVOTEマッチングサイトが多数立ち上がった

など、今までになかった要素が目につきます。

マッチングサイトはちょっとググっただけでいっぱいみつかります。これはその一部。

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これらの事から、今まで自分は政治とは関係ないと思っていた人、投票には行きたいと思うけど誰に入れたらいいか分からないという人、そんな人たちがこぞって投票に行ったら、まったくこれまでと違う選挙結果になるんではないかと、ワクワクしています。

今夜の選挙特番が楽しみ(⌒∇⌒)