60代のトランスジェンダー

60歳を過ぎてからジェンダークリニックの門を叩いたMtFのお話

県議選が終わったら、駅立ちでひたすら挨拶(-_-;)

統一地方選挙の前半、県議選が終わりました。

県議選の選挙期間中、大人しくしていた市議選の立候補予定者のみなさんも活動再開です!

私は、早く起きよう、早く起きよう、と思っても、なかなか起きることができず、最寄りの高蔵寺駅に着くのはたいてい朝の7時過ぎです。

私が到着する頃には、もう多くの人が駅立ちしています。

これは昨日の様子です。

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見にくいですが、私の後ろには、のぼりが林立し、人は何人いるか分からないぐらいです。

今朝も、早く起きて7時前には駅にいようと思っていましたが、結局、駅に着いたのは昨日とほぼ同じの7時過ぎ(;^_^A

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昨日よりは少なかったですけど、昨日とはまた違う方が、深くお辞儀をして挨拶されていました。

毎日朝早く起きて、駅に立って、自分の政策や考えを説明するでもなく、ひたすら挨拶する・・・

「おはようございます。〇〇〇〇です。行ってらっしゃいませ」を無限に繰り返すだけです。

これが選挙というものなんでしょうか?

私、県議選の前にここでチラシを渡していたら、「ここでチラシを渡したらダメっ」と怒られてしまいました(;^_^A

チラシを読んでもらって、私という人を知ってもらうことと、私の考え方、政策を分かってもらって、賛成していただければ私を応援してもらえばいいんですけど、挨拶だけして、名前を憶えてもらうだけで、理解してもらうなんてできませんよね。

公職選挙法って、昭和20年代にできた法律のようですが、選挙に出て当選した議員の皆さん、こんな選挙のやり方っておかしい!って言った人はいないのかしら?

次の日曜日が告示日ですが、選挙戦に入ると、今度は選挙カーに乗ってひたすら名前の連呼! または、駅前や大手スーパーの前での演説。演説は政策をアピールするものなのでいいのですが、春日井の25万の有権者の前で演説するのはしょせん無理ですよ(-_-;)

選挙期間は1週間ですが、この1週間でいかに有権者にアピールするか???

「名前を憶えてもらうのが大事」とよく言われますが、1週間で名前を憶えてもらって、投票用紙に名前を書いてもらう! これが選挙というものでいいんでしょうかねえ???

それに、もろもろお金も掛かります。

チラシひとつとっても、自分でデザインすればデザイン料はタダですが、どこかにデザインを依頼すればお金がかかります。

選挙事務所も選挙カーも立派にするにはお金がかかります。

そういうのにポンポンお金を使える人ならいいけど・・・

それに、政治活動も、選挙活動も、平日の昼間に動かなければなりません。

立候補を決めたら、選挙管理委員会と何度もやり取りしなければなりませんが、そのために市役所に行くのも平日の昼間です。

会社員は特に、自営業の人でも、平日の昼間に自由に動ける人なんて、そうはいませんよね。

必然的に、議員が家業になってしまうのは当たり前(-_-;)

こんな選挙のやり方、変えようと思う人はいないのかしら???

不思議ですね、いつまでこんなやり方の選挙が続くのでしょうか???

インターネットがこんなに発達した今、こんな選挙のやり方、全部廃止して、行政がインターネットやテレビ・ラジオで選挙活動の場を用意して、立候補者が全部同じ条件の下、平等に政策を訴える場を作ってくれればいいと思うのです。