60代のトランスジェンダー

60歳を過ぎてからジェンダークリニックの門を叩いたMtFのお話

映画・書籍など

絵本「かぞくです」

「かぞくです」という絵本を買いました。 世の中にはいろいろな形の家族がいる。レズビアンカップルのお母さんの家族、ゲイカップルのお父さんの家族、お父さんが障がい者の家族、父子家庭の家族、黒人の家族。 日本の「標準世帯」という概念は、「会社員の…

パーフェクト・ノーマル・ファミリー

昨日、春日井市の市役所すぐそばの「文化フォーラム春日井」というところで行われた「パーフェクト・ノーマル・ファミリー」上映会に行ってきました。 前から見たいと思っていた上に、無料だったので得しちゃいました(^^) と思っていたら、Facebook の友だち…

フタリノセカイ

昨日、「フタリノセカイ」という映画を見ました。 一昨日の「愛のくだらない」に続いて、FtMの出てくる映画です。 この映画は好きになった男性がたまたまFtMだったという内容です。当然このカップル(FtMの真也、純女のユイ)には子供ができませんから、子供…

愛のくだらない

野本梢監督の映画「愛のくだらない」を見てきました。 野本監督は30代の若い監督。ひとつ前に見た「彼女はひとり」という映画の監督は中川奈月さん。中川監督も大学院で勉強している時に「彼女はひとり」を撮ったという若い監督。この二人の監督で「映画監督…

ヤンキー君と白杖ガール

正月2日かけてhuluで「ヤンキー君と白杖ガール」全10話を見ました。弱視で白杖を使っているユキコという女の子が主人公です。 www.ntv.co.jp 私のパソコン教室にも弱視で白杖を使っている方が通われていて、その人から教えてもらってコミックを1冊買ってあ…

彼女が好きなものは

映画「彼女が好きなものは」を友人と見てきました。 これはNHKで2019年に放映されたドラマ「腐女子、うっかりゲイに告る。」と同じ原作「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」(浅原ナオト)の実写映画版です。 NHKで放映されたドラマの事はすっかり…

緋の河

「緋の河」読み終えました。 ふだん本を読むという習慣がないので、こんな長編小説を読んだのは何十年ぶりだろうか、記憶にないぐらいです。これは、カルーセル麻紀さんの幼少期からテレビで活躍するようになる前までの半生をモデルにした、直木賞作家の桜木…

劇場版「きのう何食べた?」

ゲイの子を持つ親の気持ちとか、同性カップルの子供の問題とか、世間体とか、さりげなく考えさせられる要素を含みながらも、そんな事は塵のごとくどこかに消え去り、毎日好きな人といっしょにいられる事の幸せ感に圧倒されました。 相手が同性だろうと異性だ…

絵本など

「りつとにじのたね」の作者の ながみつ まき さんに、お勧めの絵本を尋ねたら、たくさん教えてくださいました。 ・「みえるとか みえないとか」(著:ヨシタケ シンスケ)・「RED あかくてあおいクレヨンのはなし」(著:マイケル・ホール)・「わたしはあ…

息子のままで、女子になる

サリー楓さんのドキュメンタリー映画「息子のままで、女子になる」を名古屋シネマスコーレ初日に見てきました。 私自身がトランス当事者なので、映画を見ても感動したり驚いたりするような事は何もなかったのですが、サリー楓さんという方がどういう人なのか…

いのちの停車場

フローブクリニックの帰りに名古屋空港にあるミッドランドシネマに行きました。 私の大好きな、また、私が勝手に名前をいただいた吉永小百合さんの「いのちの停車場」を見てきました。 この映画は大好きな吉永小百合さんの映画という事のほかにも、ロケ地が…

恥ずかしながら、私の動画が・・・

今から2年ほど前、参議院議員選挙の期間中、田島まいこさんの個人演説会に参加した帰り、声を掛けてきた人がいました。 その人が、東京のティドワースロードという会社の田中さんという方でした。 その年の秋、田中さんから取材したいという依頼を受け、そ…

映画「I Am Here」

女の子として生まれ、今は男性として生きている浅沼智也さんという方が監督の映画「I AM HERE」を見てきました。 トランスジェンダー当事者の声を集めた映画です。「I AM HERE」の「I」は私の「I」でもあります。 出演者は 愛光青木未央和泉有紀乾菜月尾崎日…

ミッドナイトスワン

草彅剛主演のミッドナイトスワンを見てきました。 封切り前から草彅剛がトランスジェンダー役をやると話題になっていた映画です。 【以下、ネタバレ注意】 まず映画が始まってすぐに思ったのは、「あ、お決まりの・・・」でした。 主人公の凪沙(草彅剛)は…