60代のトランスジェンダー

60歳を過ぎてからジェンダークリニックの門を叩いたMtFのお話

フタリノセカイ

昨日、「フタリノセカイ」という映画を見ました。

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一昨日の「愛のくだらない」に続いて、FtMの出てくる映画です。

この映画は好きになった男性がたまたまFtMだったという内容です。
当然このカップル(FtMの真也、純女のユイ)には子供ができませんから、子供が欲しいとなったら第三者から精子提供を受けなければなりません。
この映画では友人の男性(俊平)から精子提供を受けるのですが、その方法が、ユイと俊平が直接性交渉をするというものでした。しかも、その間、真也とユイが手をつないでいました。
精子提供というのは精子を容器に入れて渡す(シリンジ法と言うそうです)ものだと思っていた私は、正直、直接性交渉をする場面にショックを受けました。
先日(2021年12月27日の新聞で報じられた)、性交渉で精子提供を受けた男性が経歴を詐称していたために裁判になったというニュースがありましたが、こんな方法(直接の性交渉)は特異なものだと思っていました。
どうしても気になったのでネットで検索したら、個人で精子提供を行うサイト「精子提供.jp」を運営する男性の記事が見つかりました。
この記事のサイトによると、精子提供の方法はシリンジ法、タイミング法、宅配の3つで、タイミング法というのが直接の性交渉の事だそうです。
この3つの方法のうち、妊娠率が高いのがタイミング法なので、タイミング法を選ぶ人が多いというような書き方がしてあります。
子供が欲しいからと言って、パートナーでない人と直接性交渉をするというのは、正直、私の中の常識が覆されたような気がします。
あと、映画の話に戻ると、ラストのシーンで、なぜか真也と俊平が性交渉をしているんですね、このシーンも私には理解不能でした(^^;)

その後、ネットをいろいろ検索していたら、こんな説がありました。

直接性交渉をしたユイと俊平の間には結局子供は授からず、仕方なく、まだ性別適合手術をしていなくて、女性としての機能を有している真也が俊平とセックスをして子供を作ろうとしたとか・・・

なんとも、奇想天外というか、私の中ではありえないストーリーなんですけど(-_-;)