60代のトランスジェンダー

60歳を過ぎてからジェンダークリニックの門を叩いたMtFのお話

性別欄に記載しない住民票や印鑑証明書を発行できる!

今朝の新聞に「助成金の書類 性別欄を削除」という記事が載っていました。

この記事の内容をネットでいろいろ調べているうちに、2016年12月12日に総務省から各都道府県に対して、住民票と印鑑証明書に関して、性別欄を記載しない書類を発行しても良い、という通知が出されていることが分かりました。

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性別欄に記載のないこういった書類を発行できるというのは喜ばしい話ですけど、広く知らされていないんですよ。

日本にはいっぱいいろんな制度があって、使えばすごく助かる制度というのはいろいろあるけど、如何せん、制度自体を知らされていないんですね。

ブログにも今までいろいろと書いてきましたが、健康保険証を始め、通称名を使えるものもいろいろあって、戸籍を変えていないトランスジェンダーが名前でイヤな思いをしなくてもいい制度があるんですが、これも広く知られていないため、いまだに「病院で本名で呼ばれてすごくいやだった」という話を聞きます。

なんとかこういう「使える制度」を広く知らせる方法はないものでしょうか?

とりあえず、ほんとうに性別の記載がない住民票と印鑑証明書を発行できるのかどうか、今度、機会があったら市役所に行って、性別欄のない住民票と印鑑証明書を請求してみよう(^-^)

窓口の担当者がそういうことを知らずにひと悶着ありそうな予感はしますが(笑)