続柄欄は「子」
昨日、母親の今後を相談するために老人ホーム紹介センターというところに行ってきました。
最近、介護関係のところへよく顔を出すようになりましたが、いろいろな会社がそれぞれ役割を担って活動しているのですね。介護業界の実態というのが少しずつ分かってきました。
着いて最初に書かされたのが「相談記録票」というようなもので、利用者本人(私の母親)と相談に来た人の情報を書くようになっていました。5月3日の投稿にも書きましたが、こういう書類には「続柄」という欄があります。
内心「また長男って書かないといけないのか・・」と気分が一気に滅入りましたが、この時ふと思ったことがあって、「そういえば、続柄には『子』という書き方があったはず!」と気が付いて、続柄欄には「子」と記入しました。
特に担当者には何も言われなかったので、ほっとしました。
「続柄として『子』という書き方をするのは嫡出でない子の場合」という記憶があったのですが、自宅に帰ってからネットで続柄のことを調べてみたら、いろいろ時代とともに変遷があって、しかも、戸籍と住民票では書き方が違うようです。
【戸籍の場合】
もともとは嫡出でない場合は「子」ではなくて「男」「女」と記載されていたようです。
それが、2004年に法務省の改定により
嫡出でない子の出生の届出がされた場合,戸籍の父母との続柄欄には,母が分娩した嫡出でない子の出生の順に,「長男(長女)」,「二男(二女)」等と記載されます。
と改められました。
【住民票の場合】
住民票の場合は
子については、以前は「長男」「長女」などが用いられたが、1995年3月以降は、嫡出子、非嫡出子、養子などの別を問わずすべて「子」と記載される。
だそうです。
私たちの世代は続柄と言えば、長男、長女、次男、次女(正しくは二男、二女らしいですが)、三男、三女と書くという認識ですが、今は「子」でいいんですね。
いやぁ、すっきりしました。
これからは続柄欄は「子」!
「長男」って書くのいやだなぁ、と悩まなくてもいいわけです(^▽^)
続柄欄が「子」でいいなら、名前の欄も知らん顔して「小嶋小百合」と書いておけばいいし♪
ひとつストレスが消えました\(^o^)/