名古屋市緑区にある南生協病院で開かれた「まざりあい10万人会議」という催しに参加してきました。
テーマは「みんなちがってみんないい LGBTQについて一緒に考えてみませんか? 当事者の方も語ります。」
遅れて参加して、途中で抜けました(^◇^;)
着いた時はビデオを上映中でした。
ゲイの人をインタビューしている、何かの番組のようなビデオでした。
そのあとは、当事者という方の話があって、次にグループワークがあって、グループワークの発表が始まったところで、次の用事があったので、私は抜けました。
会場にはザッと見て50人以上の参加者がいました。
「当事者の方」というのは岡田規(おかだのり)さんという方でFtMだそうです。
OUT IN JAPAN にも出ておられます。
岡田さんのお話は、セクシュアルマイノリティの講座や講演会でよくある内容で、体の性/心の性のお話や、LGBTがどのぐらいの割合で存在するのか、いないんじゃなくて見えないだけ、という事を中心にお話されていました。
こういうところへお邪魔する時、いつも思うんですが、お話されている方が聴衆に向かって「この中で、お友達や知り合いにLGBTの当事者がいるという方どのぐらいおられますか?」って聞くんですよね。たいていどこへ行ってもそうです。
これって、聴衆の中には当事者がいないという前提での質問ですよね?
その直前に「LGBTは13人に1人」という説明をしているにもかかわらず・・・
50人の聴衆がいたら、13人に1人だというのなら3人から4人ぐらいは当事者がいるはず。なのに、どうして当事者がいないという前提の質問をするのでしょうか?
せめて「この中で、お友達や知り合いにLGBTの当事者がいるという方、あるいはご自身が当事者だという方はどのぐらいおられますか?」というふうに聞いてほしいですよね?