60代のトランスジェンダー

60歳を過ぎてからジェンダークリニックの門を叩いたMtFのお話

FMラジオの番組に出ました

一昨日、名古屋のコミュニティFM局「MID FM 761」の「もりもっちの笑顔でナイト」という番組にゲストとして出させてもらいました。

MCは「パソコンおやじ」とご本人が言っておられる岡田政広さんと、元衆議院議員森本和義さんです。

f:id:sayuri6:20201221210244j:plain

高齢者になったトランスジェンダーとして、トランスジェンダーとして生きるようになった経緯と、中高年から高齢者のセクシュアルマイノリティ当事者が気軽に参加できる「虹色グラカフェ」と「中高年のLGBTQ+」を運営していることをお話してきました。

f:id:sayuri6:20201221210716j:plain

30分番組の前半、正味12分ぐらいが私の持ち分でした。

話す内容を考えて、しっかり原稿も作って行ったのですけど、ラジオ番組初出演で慣れないこともあって、MCの方から話を振られても、即座に適切な話ができず、今回は大きな反省点が三つありました。

 

【反省点その1】

冒頭、MCの岡田さんから「LGBTまで含めて軽く自己紹介を」と促されたのに、まったく無視して、LGBTQの説明をスルーしてしまいました(;^_^A

本番前のリハーサルの時に、「LGBTQのQって何ですか?」と聞かれていたのに、本番ではそれに答えることなど、すっかり頭の中から飛んでしまいました( ノД`)シクシク…

【反省点その2】

3年B組金八先生の話を出して、性同一性障害という言葉はこの番組から知られるようになった、という話をしたのですけど、「今はトランスジェンダーは障害ではない、ということになって、性同一性障害という言葉は使われなくなってきている」という説明をすることを忘れていました。これは絶対に説明しなければいけないと思っていたことなのに。。。

【反省点その3】

話の内容が終始トランスジェンダーのことになってしまい、「中高年のLGBTQ+」はセクシュアルマイノリティの当事者すべて、「虹色グラカフェ」はセクシュアルマイノリティの当事者だけではなく、マイノリティ全体が対象で、当事者だけではなく理解者であれば当事者でなくても参加できる、ということをまったく説明しませんでした。

 

12分という短い時間であれもこれもお話しするのは無理にしても、肝心なところを抜かしてしまったのは後から考えて悔やみました(-_-;)

でもまあ、初めてのラジオ出演にしては、よく喋れた方かな?

今度いつこんな機会があるか分かりませんけど、もし、いつかまた出られることがあれば、今回の反省を生かさなくちゃ、と思います。

本番終わって、出演者全員で集合写真を撮りました。

みなさま、お疲れさまでしたm(__)m

f:id:sayuri6:20201221212700j:plain