戸籍変更手続き
手術後の体調もずいぶんよくなってきましたので、そろそろ、戸籍上の性別と名前の変更手続きの準備をしようと思います。
まず、裁判所のホームページで手続きの概要と、必要書類をチェック!
【性別の変更に必要なもの】
【名前の変更に必要なもの】
- 名の変更許可申立書(800円の収入印紙を貼付)
- 連絡用郵便切手
- 戸籍謄本(全部事項証明書)
- 名の変更の理由を証する資料
ここで、「連絡用郵便切手」というのが要注意で、ホームページによると、裁判所によって必要な切手の種類が違うとのこと。
そこで、名古屋家庭裁判所に電話して聞いてみました。
(裁判所ホームページより)
【性別の変更に必要な郵便切手】
500円 x 2枚 320円 x 2枚 84円 x 5枚 50円 x 1枚 20円 x 1枚 10円 x 5枚
5円 x 1枚 2円 x 2枚
【名前の変更に必要な郵便切手】
84円 x 6枚 10円 x 2枚
だそうです。
性別の変更に必要な郵便切手のまぁなんて複雑な組み合わせだこと!
どういうふうに切手が使われるのか、興味津々ですね(⌒∇⌒)
さて、それでは、性別、名前、それぞれの申立書を準備することにします(^▽^)
同性婚訴訟で違憲判決
全国5地裁で行われている同性婚訴訟(「結婚の自由をすべての人に」訴訟)のうち、札幌地裁での判決が今日出ました。
同性婚が認められないのは婚姻の自由を保障する憲法に違反するとして、北海道の同性カップル3組が国に対し、1人100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が17日、札幌地裁であった。武部知子裁判長は、同性婚が認められないことを違憲と判断した。原告側の請求は棄却した。(時事通信)
同性婚が認められないのは憲法違反であるとの判断は画期的ですが、判決を細かく見ると、
憲法第13条:個人の尊重と幸福追求権 ⇒ 合憲
憲法第24条:婚姻は両性の合意のみに基いて成立し・・・ ⇒ 合憲
となっています。
憲法第24条については「異性婚について定めたものであり、同性婚について定めるものではないと解するのが相当」との判断でした。(これは24条の「両性」が男女を表していると認定したことになります。)
すなわち、憲法24条は異性婚について規定したものであり、同性婚については何も言っていない、という事です。言い換えれば、同性婚を禁止しているわけではない、と取れます。
これは、憲法の条文が、ある特定の人たちについてだけ規定され、その他の人々についてはまったく言及していないという、妙な憲法、欠陥憲法だという事になってしまいます。そうであるなら、24条は改正されなければなりません。
それよりも、「両性」は「男女」に限定したものではない、と判断した方がすっきりすると私は思うのですが・・・
10日ぶりのフローブ診察
今日は10日ぶりのフローブクリニックでの診察です。
フローブに来る時のお昼はいつも、まぐろ小屋本店でランチ🐟
日替わりランチメニューは何故か、月火水木の4日間だけで、金曜日は平日なのにランチはありません(^^;;
今日は火曜日なので、本マグロ切り落とし丼です。
値段は税込み990円。
けっこうお得なメニューだと思いますよ。
フローブに来る時はこれが楽しみなんですよね(^^)
ランチが終わったらフローブへ。
今日は、診察室に入るなり、先生から「プレイしてますか?」の質問が・・・
私は「セックスしてますか?」の意味だと思って「いや、相手がいませんから」と答えたら、全然意味が違っていて、「カテーテルを尿道に入れて尿道狭窄になっていないか確認していますか?」という意味でした。
もぉ〜〜〜 変な聞き方しないでよ(`ω´ )
私は自宅では1回しか確認していなかったので、そのように答えると、診察室で尿道の検査をする事に・・・
で、先生が一度出て行って、もう一度入ってきた時、嬉しそうに「これ、前回より太いカテーテルなんだわぁ」と言いながら見せてくれたのは見るからに太いカテーテル!
無事、中に入れる事ができて、尿道狭窄の心配はない、という診断でした(^^)
良かったよかったホッ!
あと、傷口も順調に塞がってきていて、問題ないとの事。「次第に形も良くなってくるよ」という話しでした。(実際は、綺麗に傷口が閉じた左側と、傷がパックリ開いてしまった右側とは、非対称でかなりアンバランスなんですけど・・・(^^;) )
「あとは、こっちに遊びにきた時にでも寄ってもらえばいいから」と言われたので「2週間に1回ぐらいでいいですか?」と聞くと「そんなに頻繁に来なくていい」と言われてしまいました(T_T)
そんなやり取りがあって、手術後の一連の診察は今日でおしまい、という雰囲気でした。
私自身も、まだ、大人のおむつはしているものの、だいぶ楽になってきて、傷口から多少汁が出てナプキンを汚しますが、以前ほどの痛みもないし、ひどい出血もなくなったので、まああとは日にち薬かなと思い始めていたところです。
と言う事で、先生、大変お世話になりました。
おむつとナプキンを使わなくて良くなった頃にまたお邪魔しますね(^_−)−☆
喫茶店でお話し・・・
去年から今年にかけて3回シリーズで行った小牧市のこまなびサロン主催の講習会に聞きに来ていただいていた北名古屋市の学校の先生。
その後、LINEで繋がったり、さつきぽんのイベントに参加してもらったり、交流を続けてきましたが、今日、北名古屋市の喫茶店で、その学校の先生、北名古屋市の市会議員、去年、小牧のまなび創造館の「若きセクシュアルマイノリティと学ぶ」というイベントで講師をされた小寺さんと、私の4人でお話ししてきました。
先生の学校には当事者の生徒さんがおられて、いろいろ悩んでおられるとのこと。その話題を中心にお話しし、地道な活動が必要、ということで、今後1ヶ月に一度、定期的に集まってお話ししましょうということになりました。
次回は4月の第二土曜日です。
第1回岡崎市パートナーシップ制度勉強会
愛知県岡崎市にTさんというゲイの方がおられて、岡崎市でパートナーシップ制度を実現しようとひとりで奮闘しておられます。
議員に掛け合ったり、議会に請願書を提出したりという活動をされているようなんですが、なかなかうまくいかず、まず、理解してもらおうと、議員さんを対象に勉強会を企画したのです。
最初は2月に行う予定が新型コロナの影響で延期となり、今日3月12日に開催されました。
ところが、肝心のTさんが、入院してしまい、Tさん抜きでの開催となってしまいました(>_<)
Tさんから議員さんの参加は数名と聞いていたのですが、行ってみると、ざっと10人はいたかしら。
いやぁ、ビックリしました。
今までのTさんの活動がいかに精力的だったのか、よく分かりました。
しかも、どこかの党派に偏っているわけではなく、全員と言葉を交わしたわけではありませんが、私が話した人だけ見ても、自民党も公明党も共産党も参加して楽しそうに話をしていました。
「岡崎市議はみなさん仲がいいんですね」と言うと、「普段は仲が悪いけどね」と返されてしまいました。ほんとかどうか分かりませんが(笑)
今後どのように展開するか分かりませんが、岡崎市議会のやる気を感じました。
春日井や小牧でもこれだけ熱意があればいいんですけどねえ・・・
今日参加されていた中に、岡崎在住のFtMの方がみえました。
Tさんは、岡崎には当事者がいないのでひとりでやるしかない、みたいな事を言っておられましたが、こうやってイベントを開催すると地元の当事者の方が参加してくれる事に繋がります。
これからこうやって当事者の繋がりが広がっていくといいと期待しています。