60代のトランスジェンダー

60歳を過ぎてからジェンダークリニックの門を叩いたMtFのお話

昨日、市民企画講座第3回、無事終わりました

1月8日に関東の1都3県に緊急事態宣言が出され、それから遅れること6日、愛知・岐阜両県にも1月14日から2月7日までの緊急事態宣言が発出されました。

私の市民企画講座の3回目、最終回は1月15日、緊急事態宣言下になります。

いつ「中止します」という電話がかかってくるかと心配していましたが、結局、そういう電話はかかってこず、無事開催の運びとなりました。

小牧市の施設使用制限は18日の月曜日から始まるようで、その前の週の金曜日なのでぎりぎりセーフ!ということでした。

今回のテーマは

 セクシュアルマイノリティの生きづらさ解消に向けて

 で、同性カップルが日本では結婚できないという事と、トランスジェンダーの生きづらさについて、そして社会はどのように対応しているかについてお話させていただきました。

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第2回の講座のあと、私が「おちんちん」「おまんこ」という言葉を使ったことに対して匿名で「そんな言葉を使うな」という抗議があったということがありまして、今回、敢えて再度「おちんちん」を使ってみました(笑)

そして、「言葉狩り」ということについても説明しておきました。

言葉狩り」とは「特定の言葉の使用を過度に禁じる風潮、または、不当な要求をして特定の言葉を使わせないようにする事」です。

以前、私の知り合いのMtF当事者が「性転換」という言葉を使ったのを見て、当事者でない人がその人に「性転換という言葉は当事者が傷つくことがあるから使っちゃダメ!」と叱ったという事がありました。「当事者が傷つくことがあるから使っちゃダメ!」と当事者に言う、という笑い話みたいなことがあったという紹介しました。日本人の悪いところで「上から言われたことを守らなければならない」と思い込み、他人にも強要するということがあります。コロナ禍でも「マスク警察」や「自粛警察」が問題になったことをお話ししました。

終了後のアンケートの中に、この「言葉狩り」に反応したと思われるものが1件ありました。

また抗議の電話がかかってくるかしら・・・・(^^;)

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いずれにしても、3回シリーズの今回の講座、無事終了することができました。

今までは1回こっきりの講習ばかりでしたので、最初は「3回も何を話そうか?」と途方に暮れていたのですが、実際にやってみたら最後は時間が足りなくて、最後は説明したいことも説明できず、駆け足で終わったぐらいでした。

ま、でも終わってホッとしました(⌒∇⌒)