60代のトランスジェンダー

60歳を過ぎてからジェンダークリニックの門を叩いたMtFのお話

またまたカテーテル生活に逆戻り……

久しぶりに来ました、フローブクリニック!
尿道が狭くなっているかもしれないので診察に来ました。

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昨日の夜、LINEで「明日、朝ごはん抜きで来て下さい。水は8時30分迄OKです」と連絡があったので、尿道を広げるために手術が必要なのか、と内心ビクビクです。
今日はクリニックはお休みで、中に入っていくと、先生が普段着で出迎えてくれました。看護師さんも受付のお姉さんもいません。
下半身裸になって診察台で待ってると、いつもの明るい口調で「いつものプレイをしますから、M字開脚してください」って、もう、こっちは笑える心境じゃないっちゅうの!
診察の結果について、先生は「処女膜のようなものが張って尿道を狭くしている」として、「カテーテル尿道を拡げます」と、カテーテル尿道に突っ込みます。
この感覚が、説明のしようがないのですけど、痛くてたまらない、という訳じゃないけど、思わず声を出してしまう、という感じ。分かるかしら?
先生によれば、SRSの後に尿道が狭くなるのは、処女膜のようなものが張ってくるか、海綿体が張り出して狭くしているか、だそうで、海綿体の場合はちょっとした手術というか、海綿体を削らなければならないそうです。万が一そういう事があるといけないので、食事を抜いて来るように連絡したと言われました。
私の場合、処女膜のようなものだったので、簡単な処置で済んだという事です。
処女膜のようなものの場合も、もっとひどいと、麻酔をかけて処置をしなければならない事もあるそうです。
そうならないためには造膣したときにダイレーションをするように、尿道ダイレーションのような事をしないといけないようです。
毎日自分でやるのは大変だからと、「1週間ほどカテーテルを入れっぱなしにしてください」と言われ、手術直後と同じように、1週間カテーテル入れっぱなしです。

。゚(゚´Д`゚)゚。
家では尿袋をぶら下げて、出かける時はチューブをクリップで留めて、という生活に戻ります(T_T)
1週間後にカテーテルを抜いても、当分、朝と夜にカテーテルを入れてください、と言われました。
お風呂で石鹸をつけて入れれば簡単に入りますから、と言われましたが、朝はどうすんの?
手術直後と同じように朝晩お風呂かなぁ?

最後に抗生物質を5回分渡されました。念のために飲んでくださいとのこと。

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服を着ながら「今日の料金は?」と先生に聞いたら「今日はいりません」との返事。
今日は診察してもらった上、カテーテルや尿袋に、抗生物質まで出してもらったので、当然お金がかかると思っていたので、ちょっと驚きました。これで、手術後の診察はすべて無料で受けさせてもらっています。
診察を終えて出てきたら、あらま、早速尿意が。
カテーテルを入れたらトイレが近い近い!
1時間もしないうちにトイレに行きたくなります。
これも慣れたらもうちょっとマシになるかしら?
お昼は、いつもどおり、鮪小屋本店でお食事しました。
今日は平日じゃないのでランチがなくて残念!
鉄火丼と赤だしで、1030円でした。

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ごちそうさまでした。