60代のトランスジェンダー

60歳を過ぎてからジェンダークリニックの門を叩いたMtFのお話

第4回虹色グラカフェがありました

今日は4回目の虹色グラカフェの日でした。

先日の健康診断の様子と、Facebookでのやり取りを紹介して参加者としばらく話をしました。

いろいろ議論を行いましたが、

  1. 一般的にトランスジェンダーにとって大勢の前で本名を呼ばれるのは苦痛である。
  2. 婦人科では本名ではなく番号で呼ぶところが増えてきている。
  3. 本名で呼ばれたくないのはLGBTに限らない。例えばDVの被害者は大勢の前で本名を呼ばれることは、もしもそこに加害者やその関係者がいたらと思うと、生きた心地がしないのではないか?
  4. 自分の名前に嫌悪感を持っていたり、あるいは有名人と同姓同名だったりする人は、名前を呼ばれるたびにみんなが振り向いたりするので、名前を呼ばれるのがいやではないか?

などの意見が出されました。

そう言われてみれば、大勢の人の前で本名を大きな声で言われるのがイヤな人って、何もLGBTに限ったことではないですよね。

モロ個人情報だし・・・

個人情報を表に出さないっていう理由で、小学校や町内会で名簿を作って配らなくなったような時代に、大勢の前で本名を大声で呼ぶのはそろそろ考え直してほしいですね。

そうそう、「この場で話をしていても何も解決できないので、市民病院に改善を訴えるとか、何か実際に行動を起こさなきゃ何も変わらないと思う」という意見も出ました。

何か、しなきゃ、ですね (^^;