60代のトランスジェンダー

60歳を過ぎてからジェンダークリニックの門を叩いたMtFのお話

手術19日目

今日は1週間ぶりにフローブクリニックに診察に行く日でした。

でも、その前に……

性別変更には二人の医師の診断が必要なので、フローブクリニックで紹介してもらった木村神経科というところへ行ってきました。いわゆるメンタルクリニックですね。

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木村神経科は桜通りを挟んだ反対側にある古いビルの6階にあります。

もともとトイレの近い私は木村神経科に着いたらトイレに行こうと思っていたのですが、ビルが古くてトイレは和式しかなくてビックリでした。

和式なんかで用を足したら、それこそフローブの先生の言う「インリン様のM字開脚」になってしまうので、できません(T_T)

それで、トイレは我慢しました(-。-;

ここは予約制ではなく、いつ来てもいいみたいで、次から次へと外来の患者さんがやって来て、メンタルクリニックって、こんなに患者さんが多いのかと驚きました!(◎_◎;)

1時間以上待たされて診察室に呼ばれましたが、フローブの先生が作成した診断書を見ながら、雑談みたいな話をして終わりました。

診断書にサインしてもらうだけでもしっかり料金を取られるんだろうなあ、と思っていましたが、3910円で済みました。意外と安くて安心しました。1万円は取られる覚悟で行ってましたので(^_^;)

その後、フローブに行くまで時間があったので、大須から白壁に移転した Theater cafe さんに寄って、映画の話なんかをしてきました。

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トランスの当事者の間でちょっと話題になっている、東海林毅監督、イシヅカユウ主演の「片袖の魚」が完成したという情報をいただきました。

どんな形で公開されるのか分かりませんが楽しみです。

Theater cafe さんの2階は映画館になっていて、コロナで間隔を空けて、今は10人ぐらいしか入らないそうですが、ここで何か映画会でもできたらなあ、と思わせる素敵な空間でした。

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午後はユニモールの鮪小屋本店でお昼ご飯をいただいてからフローブクリニックへ診察に行きました。

さあ、開いたままの傷口をどうするのか、もう一度縫い直すのか、それとも開けたままにしておくのか、不安のまま手術室へ。

先生に診察してもらったら「とっても順調です」だそうで、ちょっと拍子抜け(笑)

なんでも、傷口が開いていた方が悪いものが流れ出て、早く治るそうです。

結局、傷口は開いたままにしておく事になりました(^_^;)

今日の処置は、まず抜糸。

前回も抜糸しましたが、その時、抜糸していない、溶けてなくなるはずの糸を取るということで、看護師さんから「痛いですよ」と抱き締めるための縫いぐるみを渡されて、それを抱き締めながら我慢していました。

レーザー脱毛の痛みをもっとひどくしたような痛みです。

右側の大陰唇の傷口が開いているのですが、こっち側の抜糸はさすがに痛すぎて耐えられなくて、抜糸を中止してもらいました。

左側はなんとか我慢できたので、左側の抜糸は完了しました。

右側はまた様子を見て、という事になりました。

抜糸の後は、先生が「いらない肉を切りますよ、神経がないから痛くないですよ」と言って、ハサミで患部の何かを切っていました(^◇^;)

確かにあまり痛くはありませんでした。

でも、終了してから切ったと思われるところはうっすらと血が滲んでいました(T_T)

さつきぽんから聞いた「1か月か2か月はかかりますよ」という話をしたら、先生は「そんなにはかからない」との返事でした。さて、先生の言う事は正しいんでしょうか?

あ、そうそう、それから今日、先生から聞いた話「年齢的には小百合さんは上から2番目でした。最高齢は70歳の方」だそうです。2番目かぁ、惜しかったね(^^;)

フローブクリニックの後、ほんとうはもう一か所寄る予定で来たのですが、なんと、持ってくるべき書類を間違えて、関係のない封筒を持って来てしまっていたので、止む無く自宅に戻りました(´;ω;`)

関係ない封筒を持ってくるなんて自分で信じられない。ああ、ちょっとボケたのかしら?