私の実家には仏壇の横にお地蔵様がおられました。一人暮らしだった母親が今年8月に介護施設に入居し、居場所がなくなったお地蔵様ですけど、性善寺(※1)の柴谷住職が預かりますよと言ってくださったので、性善寺までお地蔵様とともに行ってきました。
※1性善寺のホームページより
性的マイノリティと巡礼者の集う「みんなの寺」です。
性善寺(通称)は性的マイノリティーの集えるお寺です。宗教法人名は大徳山浄峰寺といいます。
誰にも相談できない悩みに応えることができます。
住職の柴谷宗叔自身が性同一性障害の当事者なので、親身になって相談に乗ります。
悩み相談でけでなく、永代供養、仏前結婚式などの対応もします。
四国・西国等の巡礼・遍路の拠点ともします。気軽に立ち寄れる「みんなの寺」を目指します。
性善寺の中に入ると、一番奥に立派な祭壇があり、その祭壇の右端にお地蔵様を遷座させてただきました。
台座はご住職が自ら糸鋸で作ってくださったものです。
ご住職は、お地蔵さまが落ち着かれましたら、開眼法要の準備を始められました。
下の写真は法要中のお姿です。
お地蔵さまが落ち着ける場所が見つかって、ほんとうに安堵いたしました。
ほんとうに今日は感謝の気持ちでいっぱいです。
最後に、ご住職と二人で合掌。