セクシュアルマイノリティの老後は?
東京レインボープライドの2日目はブース巡りとライブ!
代々木公園にはまぁたくさんのブースが出ていること!!
いろんなブースを回っていろんな人とお話してきました。
その中でも私のテーマである「中高年のLGBTQ+」に関連する、中高年や老後をテーマに活動しているところを注意して探しました。
「性的マイノリティが安心できる老後へ」を掲げる「パープル・ハンズ」というNPOは以前から知っていて、今回もブースで少しお話させてもらいましたが、参考にしたいところはいろいろあれど、やはり活動が東京中心なので、なかなか普段から連携を取るのは難しいですね(^^;)
パープルハンズのほかにはあまり老後に関して活動している団体は見当たらなかったのですが、ひとつだけ、目を引く団体がありました。
それは、パープルハンズのブースにいた時声を掛けてくれた、沼津市でセクシュアルマイノリティのためのシェアハウスを運営する「NPOメリメロ」という団体です。
セクシュアルマイノリティの老後の最大の問題のひとつが「孤独」です。
孤独を解消するために、建物を一軒借り切り、2,3階を居住スペースに、1階を共用スペースにして運営しているそうです。会場ではその施設の写真も見せていただきました。
また、セクシュアルマイノリティの「おひとりさま」を対象に、料理教室を定期的に開いているそうです。
私たちの老後を考えるうえで、とても参考になります。
ただ、こういう活動を行っているのは全国でも沼津だけだそうです。
まだすぐには必要ない、と思っても、私もすでに高齢者! 民生委員の方が気にかかてくださる年齢になってしまいました。あと10年もすれば後期高齢者ですから、まだまだなんて言ってられないかもしれません。
名古屋地区でもこういう取り組みが真剣に必要になってくるのも、すぐそこですね。
「NPOメリメロ」の Facebookページがありますが、こちらはほとんど料理教室の話題で、残念ながらシェアハウスの話題はほとんどありません。
https://www.facebook.com/melimelo.npo/
シェアハウスの写真はこちらにあります。