60代のトランスジェンダー

60歳を過ぎてからジェンダークリニックの門を叩いたMtFのお話

警察署と年金事務所に・・・

運転免許証の名前を変えるために警察署に、健康保険証の名前と年金の名義を変えるために年金事務所に行ってきました。

最初に警察署に行きましたが、すごい車で、駐車場に入るために並んでいた車の列が信号のある交差点まで続いていました。

もう・・・ヽ(`Д´)ノプンプン

年金事務所も行かなければいけないのに・・と内心焦りながら待っていましたが、免許証更新の人がたくさん来て手続きをしているのか、30分もたたないうちにぞろぞろと人が出てきて、駐車場に入ることができました。

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案の定、免許証関係のフロアは免許証更新に来ている人でいっぱいでした。

私の番が来て、今までの免許証と戸籍謄本を見せると、名前変更申請の用紙を渡されたので、記入して提出しました。

聞くと、今まで使っていた免許証の裏書として、名前が変わったことが記載されるとの説明でした。

いやいや、それじゃあ、今までの男性名が表面に残るでしょ!

それはいやなので、再発行してくださいと、お願いしました。

すると、手数料として2250円徴収されてしまいました(^^;)

新しい免許証を交付してもらうつもりで来ましたが、6月にならないと新しい免許証はできないとのことで、6月になったら取りに来てください、写真はその時に撮影します、と言われました (+o+)アチャ

当然写真撮影があると思って、今日は口紅も塗ってきたし、ピアスも変えてきたし、ネックレス選びに時間を掛けてきたのに、ガッカリですわ (>_<)

結局、裏書された免許証を渡され、6月までこれを使っていてください、と言われて、男性名がしっかり印刷されている今までの免許証を渡されました。

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警察署が終わったら、その足で、年金事務所まで行きました。

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以前電話して、名前の変更申請書と、性別の変更申請書を送ってもらっていたので、全部書類を揃えて、一日で終わるつもりで行きました。

ほかに指定の書類は、戸籍謄本、年金手帳、年金証書、健康保険証。すべて揃えて担当者に渡しました。

ところが、これだけでは終わりませんでした・・・・(^^;)

提出した書類は、年金を出す側の書類で、年金を受け取る側の変更申請がいるとのこと。

さらに、事業所の代表者(私、代表者!)の変更届も必要とのこと。

でも、これは現在司法書士さんに登記の変更手続きをお願いしているところなので、それが終わってから年金事務所へ変更届の提出ですね。

まぁ、いろいろ書類がいること!

そのあと、年金の受取口座の名義を変更するかどうか尋ねられました。

三菱UFJ銀行や、大垣共立銀行など、ほとんどの口座は小百合名義に変えてありましたが、年金の受取口座は、唯一名義を変更していない東春信用金庫なのです。

もちろん、戸籍が変わったのだから東春信用金庫の名義も変えるつもりです。

しかし、係の人に、もう6月の年金の支給の処理が始まっているので、6月の支給の前に名義を変えてしまうと、年金が振り込まれない恐れがある、そのため、6月分の年金が入金されたことを確認してから名義の変更をしてほしいと言われました。

それから、新しい健康保険証ができるまで、病院に行くことがあったらどうしたらいいのか尋ねると、今の健康保険証をお渡ししますから、新しい健康保険証が届いたら古いのを年金事務所に送ってください、と言われました。

名前と性別の変更は別々に行われるので、変更処理が終わった方から郵送で届くので、日にちを置いて2枚の健康保険証が届きます。1枚ずつ送り返さなくても、2枚届いてから不要な2枚をまとめて送ってもらえばいいということでした。

変更された順に2枚送られてきた介護保険証の時と同じですね(^^;)

 そんなやりとりがあって帰り道、車を運転中にさきほどの係の人から電話があって、手続きが8月の年金支給日までに終わらないかもしれないので、6月の年金支給があってもすぐに口座の名義変更はしないでください。名義変更が可能になったらこちらから連絡しますので、連絡があってから名義変更してください、とのことでした。

いったい、どれだけ手続きに時間がかかるんじゃい!

これが、日本がIT後進国って言われている実態なのよね(-_-;)