60代のトランスジェンダー

60歳を過ぎてからジェンダークリニックの門を叩いたMtFのお話

染色体検査の結果

1月19日に受けた染色体検査の結果をもらいに宮川クリニックへ行ってきました。

結果は

染色体異常は認められませんでした。 

 でした。

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染色体の写真の見方はよく分かりませんが、男性として検査を受けているので異常がないということは、私は男性の染色体「XY」だったということです。

なぜ染色体検査をするかというと、戸籍の性別を男から女に変更するに当たって、現在の性別が男であるという証明をするためのようです。

では、染色体検査によって男でなかった場合、例えば男性として生きてきたけれど実は性分化疾患で子宮・卵巣を持っていた、というような場合はどうなるかと言うと、性別違和での性別変更ではなく、戸籍が間違っているとして戸籍の性別を「変更」ではなく「訂正する」ということだそうです。

染色体が女性型の「XX」で子宮・卵巣を持っていても、男性ホルモンの分泌が多いと月経も乳房もなく、年齢とともに多毛で筋肉質になり外見上男性にしか見えないということがあるそうです。だから、染色体検査が必要とされるんですね。