60代のトランスジェンダー

60歳を過ぎてからジェンダークリニックの門を叩いたMtFのお話

市民企画講座第2回「おちんちん」「おまんこ」はダメ?

先週の金曜日に、こまき市民文化財団 こまなびサロン主催の市民企画講座の第2回目が開催されました。

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会場に着くや否や、スタッフの方が声をかけていました。「あの~言いにくいことですけど・・・」
何かと聞くと、1回目の講座で、私が「おちんちん」「おまんこ」と言ったことに対して匿名で「そんな言葉を使うな」と抗議があったとのこと!
そのスタッフに「ではどう言えばいいですか?」と尋ねると、小学校低学年では「大事なところ」と言っていて、もう少し大きくなると「ヴァギナ」「ペニス」と言って教えるそうです。
なんでも、文科省からそういう指導があったとか。
私はそれを聞いて、逆にびっくり仰天しました(;^_^A
私は子供のころからこういう言葉をそんなにいやらしい意味ではなく使ってきたので、逆に「ペニス」「ヴァギナ」と聞いた方がよっぽど卑猥に聞こえるんですが・・・
文科省もそんなことまで指導しているとは、驚きです。なぜ何でもカタカナにしちゃうんでしょうね?
「ペニス」「ヴァギナ」が良くて、「おちんちん」「おまんこ」がダメな理由って何でしょう?

私は、小学校や中学校の子供たちが「ペニスが~~~」とか「ヴァギナが~~~」とか言って会話している方が違和感があります。

あ、講座の内容ですが、今回は「セクシュアルマイノリティの基礎知識」というテーマで、LGBTTQQIAAPのそれぞれの意味や、偏見や、差別、中傷がなぜ生まれるかについてお話させていただきました。