60代のトランスジェンダー

60歳を過ぎてからジェンダークリニックの門を叩いたMtFのお話

ウィルあいちの申請書に性別欄

ここ数年、セクシュアルマイノリティ(いわゆるLGBT)についてマスコミでも取り上げられることが多くなり、中でもトランスジェンダーに配慮して、公的書類から性別欄を廃止する動きが続いています。

地方自治体の各種書類だったり、入学願書だったり、選挙の際の投票入場券だったり、性別を廃止する書類が多くなりました。

愛知県には通称「ウィルあいち」という愛知県女性総合センターという施設があります。

本日、会議室を借りたくてウィルあいちに「利用許可申請書」という書類を提出しました。
その書類の中に男女の人数を記入する「女 人」「男 人」という欄が設けてありました。

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この欄には記入する必要があるのかと、係の人に問い合わせたところ「記入してください」という回答でした。

まだ、イベントにどのような人が来てくれるのか、まったく分からない段階でも、予想でいいから記入してくださいとのこと。

この性別欄廃止の時代の流れの中、「性別にかかわりなくその個性と能力を発揮できる社会をつくるために」と謳っているウィルあいちが性別欄に強制記入させるのはおかしなことではないでしょうか?

さっそく、愛知県とウィルあいちの両方に性別欄の廃止を検討してほしい、と意見を送りました。