60代のトランスジェンダー

60歳を過ぎてからジェンダークリニックの門を叩いたMtFのお話

さっそく通称名について問い合わせ

健康保険証に通称名を記載できると分かったので、さっそく問い合わせ!

さて、どこに問い合わせればいいのでしょう?

私の場合、健康保険は協会けんぽなので、協会けんぽに電話してみました。

ところが、担当者が言うには、「協会けんぽ年金事務所から送られてくるデータをもとに健康保険証を作って発行しているだけだから、そういうことは年金事務所に問い合わせをしてほしい」とのこと。

そこで、うちの会社を管轄している地元の年金事務所に電話してみましたが、これがなかなかつながらない┐('~`;)┌

たまたま、日本年金機構の仕事を請け負った会社が海外の会社に下請けに出して個人情報が外国に流れたんじゃないかという事件があり、心配な人は年金事務所に問い合わせてほしいとテレビで流れたせいで、年金事務所に電話が殺到しているみたい (;>_<;)

そんなこんなで、やっと電話がつながって、担当者に健康保険証に通称名を記載する件について話をしたら、戸籍謄本だか抄本だかを取り寄せて、書類を揃えて提出してほしいというようなことをおっしゃる。

「そうじゃなくて、戸籍は変えていなくても通称名を記載することができるようになったんでしょ?」と話すと、担当者はそのことを全然知らなくて、「どこで見たのか」と聞くので、朝日新聞デジタルの記事を全部読んで聞かせたら、「お調べしてこちらからお電話します」だと!

新聞で報じられていることを年金事務所の担当者が知らないってどういうこと? ちゃんと仕事してるの????

こんなふうだから、日本年金機構で不祥事がいっぱい起きるんだよ! ちゃんと仕事しろよ!

と、ひとりで怒っていると、先方から電話がかかってきて、「健康保険証は協会けんぽで再発行できますので、担当者に電話してください」と、協会けんぽ愛知支部の電話番号と担当者の名前を教えてくれました。

ということで、再び協会けんぽに電話をすることに (-_-;)

今度は専門の担当者に電話したのだから、話はスムーズに進んで、書類を送ってくれることになりました。申請から発行まで1ヶ月ぐらいかかるそうです。

こちらで用意しておく書類は、診断書と、通称名で普段生活していることを示す書類、通称名で届いた郵便物や公共料金の領収証などだそうです。また、診断書はコピーはダメで、原本を送ってほしいという事です。ただし、返却してくださいと書いておけば返却してくれるそうです。