息子のままで、女子になる
サリー楓さんのドキュメンタリー映画「息子のままで、女子になる」を名古屋シネマスコーレ初日に見てきました。
私自身がトランス当事者なので、映画を見ても感動したり驚いたりするような事は何もなかったのですが、サリー楓さんという方がどういう人なのかがよく分かりました。
建築家を目指していて、英語も堪能で才能のある方です。
これからどのような活動をして、私たちのような人間が当たり前に存在できるような社会を目指して頑張るのか、注目したいところです。
この映画にははるな愛さんやさつきぽん(西原さつきさん)が出ていて二人のファンである私としては楽しかったです。
シネマスコーレでは7月10日から「ヨコハマメリー」も上映されます。これも気になる映画です。
帰りは、名古屋駅の新幹線口にあるエスカという地下街にある鮪小屋本店というお店で鉄火丼をいただいて帰りました。
いつも、フローブクリニックの帰りに食べる鉄火丼です。お店は違いますが、いつ食べても美味しいです🐟
性別を変更することが想定されていない・・・
4月に戸籍上の性別と名前を変えてから、様々なところへ変更手続きを行っています。
運転免許証、健康保険証、銀行口座、クレジットカード、生命保険、損害保険、国民年金・厚生年金、国民年金基金、企業年金、商工会議所、スマホ名義、軽自動車、不動産登記、会社の登記・・・・
全部思い出せないぐらい、もお大変なんですから(^^;)
問題なく終わったところ、まだ、手続き中のところ、いろいろです。
だいたいはスムーズに手続きができるのですが、中には性別を変更すること自体想定されていなかったり、名前と性別を同時に変更することが想定されていなかったりと、システムが社会の実情に合っていないところもあります。
まず、名前と性別を同時に変更することを想定していないところ。日本生命と、協会けんぽ。どちらも、まず、性別はそのままで名前だけ変更した書類が、協会けんぽはプラスティック製の健康保険証が届きました。いずれも、まず名前を変更する手続きをして、それから性別変更の手続きに入るとの事。名前が変更されて時点で一旦書類が発行されてしまう、との事。名前と性別を同時に変更できるシステムになっていないんですね(-_-;)
いまのところ、一番ひどいのは、国民年金基金連合会!
そもそも、最初に送ってきた書類は年金証書番号が私のものではなく、他人のデータが印刷されていました(>_<)
それに、性別が変更されることが想定されていないらしく、性別変更のための届出書がないようで、「性別変更をご希望の場合~~~~余白部分に変更の旨をご記載ください」との注意書きがありました。余白部分にってひどくないですか?(@_@;)
そして、他人のデータだった書類に代わって送られてきた2通目の書類。
こんどは、「余白に~~~」じゃなくて、手書きで性別欄が作ってあり、ここに性別を記入せよ、とのこと!
書類も用意されていないのに、コンピュータシステムが対応できるのか、とても心配ですね(+_+)
そして、まだ書類が届いていないのですが、もしかしたらもっとひどいのではないかと思っているのが、企業年金連合会です。というのも、名前と性別が変わったことを電話で伝えた時、対応が分からないので調べてから折り返し電話します、と言われてから4日も待たされ、先週末にようやく電話がかかってきて、書類を送ります、とのことでした。さて、企業年金連合会は順調に手続きができるでしょうか???
池田公園のトイレが・・・
いつも虹色グラカフェの会場として使わせていただいている「コミュニティセンター rise」の近くに池田公園という公園があって、その片隅に公衆トイレがあります。
古いトイレで、男性の小用は囲いもなく、並んで用をたすような昔からあるトイレで、私は汚らしくてできるだけ使わないようにしてきました。
しかし、今日、そのトイレが新しくなったと聞いて、さっそくどんなトイレになったのか見に行ってきました。
見た目、おしゃれになりました。
左側が女性用、右側が男性用になっているのですが、その間に大きな扉の何かがあります。
近づいてみると、こんなマークが・・・・
上の段は、左から、男性、トランスジェンダー、女性なのでしょうか?
下の段は、車椅子と小さいお子さんを連れた方、の意味なんでしょうね。
そのマークの下には簡単な説明が。「どなたでもご自由にお使いください」。
いわゆる「だれでもトイレ」なのですね。
名古屋市内で、「男性、トランスジェンダー、女性」と並んだマークを見たのは初めてです。
しかも、よくあるような、男は青、女は赤、という色付けがしてないのがさりげなくて好感が持てました。
名古屋にもこういうトイレができる時代になったのだなあとうれしくなりました。
こういうトイレ、もっと増えるといいですね。
マツエク予約してきました
以前、誰かから(誰だったか忘れちゃいましたが)「マツエクがいいよ~」って言われてて、気になっていたのですが、ネットで調べたら自宅の近くにマツエクのサロンがあったので行って予約してきました。
予約した後で、ネットで実際にマツエクをしたことのある人たちに意見を聞いたら、ずっと続けるには、2~3週間に一度は施術してもらわないといけないようで、けっこうお金がかかりそう・・・ 1回5~6,000円ぐらいかかるから1か月に1万円は消えますね。それに、自まつ毛を守るために育毛剤なんかを使った方がいいそうで、これにもお金がかかるそうです。う~~ん、私の懐具合では続けるのは厳しいかなぁ・・・
あと、自まつ毛に良くない、自まつ毛が抜けるなど、否定的な意見もいただきました。
でも、とりあえず、一回やってみて、それから考えましょう(⌒∇⌒)
予約は今月29日です。
いのちの停車場
フローブクリニックの帰りに名古屋空港にあるミッドランドシネマに行きました。
私の大好きな、また、私が勝手に名前をいただいた吉永小百合さんの「いのちの停車場」を見てきました。
この映画は大好きな吉永小百合さんの映画という事のほかにも、ロケ地が私の第二の故郷ともいえる金沢であることや、2019年の日本アカデミー賞最優秀作品賞の「新聞記者」で主演した松坂桃李や、私の青春時代、1970年代にフォークソング界で活躍した泉谷しげるやみなみらんぼうが出ていることなど、いろんな興味があってどうしても見たかった映画なんです。
映画の内容とは関係ないですが、主役の白石咲和子役の吉永さんと、その父親役の田中泯さんとは、なんと!同い年!
しかも、誕生日が3日しか違わないという事実(@_@;)
吉永さんの誕生日が1945年3月13日で76歳。田中泯さんは1945年3月10日で同じく76歳なんですよ。信じられないですね。ほんとうに見るからに親子と言ってもいいような風貌なのに同い年だなんて!
吉永さんが76歳になってもこれだけ若さを保っている秘訣を知りたいわ(^▽^)
ふつうは年月とともに、見た目もそれ相応に年を取っていくものなんですけどね。
私が若かったころにシンガーソングライターで活躍していた泉谷しげるは今73歳、みなみらんぼうは吉永さんより生まれは1年早いけど、今は76歳で、二人とも、特に泉谷しげるはおじいちゃんになったなぁって思いますね。
そう言う自分もそれなりに年取っているんでしょうけど・・・(^^;)
パンフレットに金沢のロケ地の地図が載っていました。
金沢には犀川と浅野川という大きな川が2本あるんですけど、ロケは主に浅野川の方で行われてみたいで、犀川の近くでの生活が多かった私には浅野川大橋以外は馴染みのない風景が多かったです。映画の中によく出てきた茶屋街なんて、若かった私にはもちろん縁のないところなのでほとんど行ったことがありません。唯一、ひがし茶屋街だけはブラブラと散歩がてらに通ったことがあります。
犀川河畔の石伐坂と桜坂は一度ぐらい通ったことがあるかもしれない、という程度の記憶しかありません。
もし機会があったら、金沢に行ってロケ地探訪をしてみたいわ(^▽^)
そして、不思議なのはこの海岸のシーン。
映画を見てすぐに思い浮かんだのは、内灘海岸。金沢に住んでいた当時、よく行ったところです。
この砂浜の雰囲気とか、金沢に近いということから、内灘海岸に間違いないと思ったのですが、パンフレットにはこのシーンがどこで撮られたのか、ひと言も書いてないし、不思議に思ってネットで調べたら、なんと!
原作は能登半島にある羽咋市の千里浜海岸で、ロケは千葉県の南房総市の海岸なんだそうです(◎_◎;)
ビックリですね。
それから、映画のタイトルにもなっている象徴的なバスの停留所。これは金沢のどこなんだろう、街の中を流れるあんな川があったかなあと考えていましたが、ネットで調べて判明!
ロケ地は、栃木県栃木市のうずま公園とその横を流れる巴波川沿いで、バス停も巴波川沿いに作られたらしいです。
全部金沢でのロケだと思っていたら、いろんなところでロケしていたんですね(^^;)
肝心の映画の内容ですが、在宅医療、終末医療をテーマにしたものですが、詳しいことは割愛です(笑)
久しぶりにフローブクリニック
久しぶりにフローブクリニックにやって来ました。
相変わらず、カテーテルで朝晩尿道ダイレーション(?)していますが、先生がちょっと診てみたいと言われるんで、緊急事態宣言中ですが、診察に来ました。
診察の結果は、特に問題ないという事で、尿道ダイレーションは7月末までとし、その後はやめて様子を見ましょう、という事になりました。
やめてからまた尿道が狭くなるようなら、手術もあるかも、です。
今はちょっと太めのカテーテルを使っていますが、その話をしたら、先生は「そんな太いの使ってたの?」だって!
もお、先生がこれ使って、って言ったのよ、ほんとに!
という事で、今使っているのより少し細いカテーテルで7月末まで尿道ダイレーションを続けることになりました(^◇^;)
帰りに名古屋空港の映画館に寄って、小百合ちゃんの「いのちの停車場」を見てきます(^^)
企業年金連合会と国民年金基金連合会と商工会議所
昨日書いたように企業年金連合会から振込不能の通知が来ていたので、名前変更と性別変更についてどのような手続きをすればよいか電話で問い合わせました。
ついでに、国民年金基金連合会と商工会議所にも同様の問い合わせを電話で行いました。
その結果、
- 企業年金連合会 ⇒ 調べないと分からないと言われる。性別変更前後を証明できる公的な書類はあるかと聞かれたので、「戸籍謄本か健康保険証があるが、いずれも現在の性別しか分からない。変更前の性別は記載されていない。そもそも、戸籍謄本には『男』『女』と言った性別は記載されていない。親との関係が『長女』と記載されているだけだ」と言ってしまったのだけれども、電話を切ってから戸籍謄本を確認したら、変更前の続柄も記載されていました(^^;)。担当者の方、ごめんなさいm(__)m。結局、「あとから電話します」とのことで、保留。
- 国民年金基金連合会 ⇒ 調べて折り返し電話します、とのことで、保留。
- 商工会議所 ⇒ 電話で話をしただけで、「こちらで訂正しておきます」と言われ、手続き終了!
というとこで、企業年金連合会と国民年金基金連合会は電話待ちになりました。
企業年金連合会は、なんか揉めそう・・・(^^;)